設計、家具など手掛けた仕事の紹介・その他雑記
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開かずの扉
梅雨でじめじめしてますね。
気温の変化に応じるのが大変。
喉が渇き、水を飲めば、すぐまとわりつく汗に。

木も同じで、
切った後も気温や湿度によって
物理的に変化します。
例えば、私はウクレレなど弾くのですが、同じ楽器でも、夏と梅雨では音が微妙に変化します。
(梅雨は女性的な、ふくよかな音。)


そういったことから、
「切った後も木は生きている」とはいう意見もありますが、それは例えで、
科学的には死んでいます。
空に伸びたり、葉をつけたり、実らせたりすることはもうありません。

が、形を変えて、残し、「活かす」ことはできます。
切られてからは、木はいろんな形で使われますが、楽器にせよ、家にせよ、家具にせよ、愛される形で、姿が残って欲しいな。と思います。

製作者が形にして、それを道具として長く使ってもらう。
季節は木を扱う人間を悩ませますが、
きちんと向き合っていきたいなと思います。

そんな私の昔住んでいた家にも、梅雨になると開かずの扉になるドアがありました。


開いたら夏。
窓全開で風を楽しむ季節。
家で好きな家具や道具に囲まれて過ごす時間もいいですが、今年こそは大阪の海に繰り出して、泳いでみたいなと思っています。
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素敵です!自然の恩恵、大切にしたいと思いました。傷だらけのテーブルですが私は全く気にしてません。改めて大切に使いたいと思いました。ありがとうございました♪
もぐら | 2014/06/12 00:02
もぐらさん

コメントありがとうございます!

傷だらけのテーブル、いいですね。
初め購入した時はよくある形だとしても、もぐらさんのお家にいって、そこでしかつけられないような傷で歳を重ねていく家具って幸せだと思います!

無垢の、木組みの、物理的に長く持ち、修復可能な家具をご提案したいと思っている私たちの考えもそこにあります。

たとえ丈夫でなくても、リメイクなどで異なる道具に姿を変えるのも素敵。

新品は気持ち良いですが、子供のラクガキ、他、いろんな擦り傷などつけられ、だんだんと、良い意味でどうでもよくなって、愛着わくんですよね(笑)


どうでもいい話ですが、昔、家具の学校に通っていた頃、どんなに丁寧に上手に研いでも、かんなで木をけずるのがうまくいかない時期がありました。
「それは、まだかんなが自分のものになってないから」と言われ、ずっと、もっと完璧に!上手に!だったのですが、
ある時からすねて、いいかげん(良い加減)にだましだまし使っていたら、良い結果をうむ形になりました。

100%の状態の道具でなくても、自分が合わせて使う、生活する。そういったとき、初めて「自分のモノ」になるんだなー。と、もぐらさんのコメントで思い出しました。ありがとうございます!

tsuji
tsuji | 2014/06/18 05:43
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